建築士会インスペクター講座
先日群馬県建築士会にて開催されました
「建築士会インスペクター講座」
に参加してきました。
国土交通省が平成25年6月にインスペクションガイド
ラインを策定し、中古住宅売買時の利用を前提とした
指針を示し、それにともなう住宅診断の講座となります。
アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでは不動産取引の
際に第3者が行うインスペクション(住宅診断)が普及して
いますが、日本ではこれまでインスペクションはあまり
行われてきませんでした。
しかしH28年現在、全国の空家数は820万戸を超え、今後
中古住宅の流通を活性化させる取り組みが国をあげて
活性化の動きが高まっていきます。
それを踏まえ、建築士を中心としインスペクター養成が
必要となり、またその役割がますます高まる傾向に
なります。
今後、建築士インスペクターをどの様に動かしていくかのに
ついては現在国交省でさらなるガイドラインを策定中との
事でした。
今後の動向に注目です。