Q1.0(キューワン)住宅への取り組み

Q1.0住宅とは、の前に熱損失係数(Q値)について説明させていただきます。 熱損失係数(Q値)とは、住宅の断熱性能を数値的に表したものです。値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。 熱損失係数は、外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、各部位の熱損失量を合計したものを、延べ床面積で割って計算します。 熱損失係数とは、建物の内部と外気の温度を1度とした時に、建物内部から外部へ逃げる時間あたりの熱量を床面積で除した数値です。

Q=(QR+QW+QF+QV)/(延べ面積)
QR:屋根・天井から逃げる熱
QW:外壁・窓から逃げる熱
QF:床から逃げる熱
QV:換気で逃げる熱

この数値が小さければ小さいほど、熱が逃げにくいので、居住性能が良いとされています。国が定めた次世代省エネ住宅基準ですと、Q値は以下の通りです。
平成11年省エネルギー基準
地域区分
W/(㎡・K)1,61,92,42,72,73,7
地域の区分都道府県
Ⅰ地域北海道
Ⅱ地域青森県 岩手県 秋田県
Ⅲ地域宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県
Ⅳ地域茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 富山県 石川県 福井県 山梨県
岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県
佐賀県 長崎県 熊本県 大分県
Ⅴ地域宮崎県 鹿児島県
Ⅵ地域沖縄県
※上記区分表で、群馬県内には一部、Ⅱ・Ⅲ地域も含まれています。 私ども天工ハウジング㈱は1990年の創業、より良い住宅を目指し、日々研鑽してまいりました。どのように取り組めば、優れた温熱環境をもった、お客様が快適に暮らせる住宅を作れるか。その一つの答えが、新住協(NPO法人 新木造住宅技術研究協議会)が提案するQ1.0住宅です。Q値を限りなく1.0に近づけ、かつ家の気密性能を上げることにより、四季を通じて暖房エネルギーを従来の半分以下にして、夏季もクーラーだけに頼らない涼しい家を作り、CO2の削減も目指します。実際に暮らしてみて、違いがはっきりと解ります。 是非一度、弊社にご相談ください。