太陽光発電新年度買取価格について

早いもので今年も新年度を迎えた4月、会社の桜の花もあっという間に散って しまいました。 近所の小・中学校の通学路では、真新しい制服を着た新一年生たちが楽しそう に通学する姿を見かけます。 さて、一昨年の震災以降ますます注目されている太陽光発電システムですが、 2013年度の再生可能エネルギー固定価格買取制度の買取価格が決定 しました。 非住宅用(10kWh以上)が前年度の42円/kWhから4円20銭引き下げた 37.8円/kWhに。 住宅用(10kWh未満)が前年度の42円/kWhから4円引き下げて38円/Kwh となりました。 また、太陽光以外のバイオマスや風力、水力などの買取価格は据え置きと なっています。 私どもが思っていいた程の引き下げはなかったので、これから太陽光発電を ご検討されている方にとってはうれしいニュースかもしれません。 が、ご承知の通りこの太陽光買取制度の買取費用については私達全国民が 毎月の電気料金から「太陽光発電促進付加金」として徴収された中で賄われて います。 その事により、太陽光発電システムを載せる住宅・載せていない住宅との 不公平感がより増していくのは今後の課題になると思います。 その他にも今年度、住宅業界では木材利用ポイント制度や優良断熱材承 認制度など、新しい制度が始まっています。 それぞれの制度の特徴を理解し、お客様に対して様々な情報を発信して いけるよう、日々研鑽していきたいと思います。

完成現場

新築完成現場 伊勢崎市 H様邸

  総面積50坪2階建ての2世帯住宅です。 屋根は4寸勾配でメンテナンス性に優れた平瓦、外壁は防火サイディングとしました。 住宅性能ですが、屋根断熱は高性能グラスウール16K240ミリ、外壁は同じく 高性能グラスウールの120ミリで施工。 サッシは全箇所樹脂のトリプルガラス(一部ペア)としました。 壁・天井は漆喰仕上げで一部杉の腰壁を施工。 また、県産材を全体の70%以上使用する事により「ぐんまの木で家づくり支援事業」 による補助金の利用。 屋根上にはシャープ製太陽光発電パネル4.77KW搭載しHEMSにも対応。 熱損失係数Q値1.35W/m2k、隙間相当面積0.3cm2/m2。 たくさんの日差しが降りそそぐ、暖かな家族の住みかが完成しました。   現場写真(1) 小屋裏に隙間なく丁寧に敷きつめた高性能グラスウール16K240ミリが夏の強い日射 しから室内への熱の流入を防ぎます。 現場写真(2) 外壁には防火サイディング、基礎は板状断熱材を施工後仕上げを施しています。 地中からの基礎内への冷気の進入を防ぎ、暖房負荷を減少させます。 屋根上にはシャープ製太陽光発電パネル4.77KWを搭載。 現場写真(3) 南側に配置した玄関上には建物内全体に行き渡るよう約1坪の吹き抜けを計画。 シーリングファンを有効に使用する事で冬の暖房・夏の冷房をより効果的にします。 また、2階南に配置した窓からは明るく暖かな日差しが室内を明るく照らします。 現場写真(4) 家族の憩いの場となるリビング・ダイニングです。弊社の仕様ではめずらしい掘り炬燵を 計画しました。 無垢の床と杉の腰壁、そして天井・壁を仕上げた漆喰が美しく調和しています。 カウンター下の蓄熱暖房機が一台で家全体を暖めます。 現場写真(5) 料理をしながらも、家族との会話を楽しめる対面キッチンとしました。 キッチンはSUNWAVE製で、部屋の空気を汚さずかつ安全なIHヒーターを採用しました。 現場写真(6) 1階に計画したご両親の寝室です。 こちらには天井に杉板を施工。落ち着ける空間となるよう工夫しました。 南側には広縁を計画し、冬でも暖かくくつろぐ事ができます。  

前橋市 Y様邸 床リフォーム工事

前橋市 Y様邸

  築11年、1階無垢床材のリフォーム工事です。 表面の日焼けと無垢材収縮によるフロアの隙間が気になるとの事でリフォームする事 となりました。 当初の計画では既存床を全て貼り替える予定でしたが、表面以外は痛んでいない 事、またお施主様が生活しているので工期短縮を図るため既存床を残した かぶせ工法での施工としました。 施工面積は12坪、工期4日で施工完了する事ができました。 フロアリフォームのみでもガラリと雰囲気が変わり、新築と変わらぬ輝きです。          

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。 昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。 本年も社員一同、皆様にご満足頂ける家造りを心がける所存でございますので、 何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。                                  平成25年1月7日 竹澤 孝司

年末年始営業のお知らせ

年内の営業ですが、本日28日までとさせていただき年明け7日(月)を仕事始めと させていただきます。 今年一年ご哀願を賜りまして大変感謝申し上げます。 2013年も何卒宜しくお願い致します。                               天工ハウジング㈱ 竹澤 孝司  

低炭素建築物の認定制度講習

高崎市で行われました上記の講習会へ参加して来ました。 「低炭素建築物」とは聞きなれない用語かと思いますが、二酸化炭素(CO2) の発生量が少ない住宅を作っていきましょう、という国の指針のもと作成された 認定制度です。 来年4月より現行の省エネ基準見直しが決定されていますが、ともに建築物 の省エネルギー化・低炭素化を促進する事を目的として相互に関連しています。 省エネ規準の見直しでは、建築物・住宅ともに外皮基準を満たす事を原則として、 建物の省エネルギー性能を一次消費エネルギーに基づき評価する基準に一本化 されます。 そして、同時に施行される認定制度は、見直された省エネ規準と連動し、 外皮については省エネ規準と同等以上の断熱性能・日射熱取得性能を確保する事、 一次エネルギー消費については省エネ基準に比べ10%以上エネルギー消費量を 削減する事が求められています。また、一次エネルギー消費量に関する基準では 考慮されない低炭素化に資する措置を一定以上講じる事、とされています。 まず、「外皮」についてですが、これまでの床面積当たりの熱損失係数(Q値)による 基準から外皮面積当たりの熱損失量を示す外皮平均熱貫流率(U値)が採用される 事となりました。この背景としましては、これまでのQ値計算では小規模住宅や複雑 な形状の住宅では、床面積に対する外皮表面積の割合が大きくなるため、不利な 条件となっていました。その事を配慮し、規模の大小や形状にかかわらず同一の 基準値が適用されるようになったようです。 次に「一次エネルギー消費量基準」についてですが、算定対象となるエネルギー 消費用途は、「冷暖房」「換気」「照明」「給湯」「家電・調理」及び「太陽光発電による 再生可能エネルギー導入量」となっています。これらの消費量を国が定めた基準 以下とする事で基準を達成できます。 そして最後が「その他の基準」です。低炭素に資する措置として「節水対策」 「ヒートアイランド対策」「エネルギーマネジメント」「建築物(躯体)の低炭素化」 として示す8項目の中から2つ以上該当する事で基準達成となります。 以上の3つを全て達成する事で低炭素建築物として認定されます。 認定される事でのメリットについて、日常での省エネ・低CO2削減となることは もちろんですが、いままでの長期優良住宅での制度と同じような優遇税制処置が 受けられます。 所得税・登録免許税・個人住民税の引き下げなどが適用されるようです。 国としてもなかなか進まない住宅の省エネ化を推し進めようと、2020年までには 新築住宅・建築物の省エネルギ―化を段階的に義務化すると発表しています。 弊社ではいち早く住宅の省エネ化として高気密・高断熱化を実践して来ました。 今後の国のエネルギー改定基準についても注目すべきですが、常にその一歩、ニ歩 先を見据えた高性能の住宅を今後も造っていきたいと考えます。  

今週末は現場見学会へお越し下さい!

先月末にもご案内しましたが、今週末の土曜・日曜に伊勢崎市にて 完成現場見学会を行います。 現場での準備は順調に進んでいます! 12月に入り、寒さが一層厳しくなって来ましたが、この時期に御来場いただく事で この建物の暖かさをより感じていただけると思います。 皆さまの御来場をお待ちしています。

IECOCORO12冬春号発売しました。

今回掲載させていただいた物件ですが、Q値1.27、C値0.4の光熱費ゼロ を目指した高性能住宅です。 また、それ以外にも天井空間を有効に活かしたロフトや趣味の部屋としての防音室 のご提案事例等となっています。 県内各書店にて販売中ですので、是非ご覧になってみて下さい。              

完成現場見学会のお知らせ

12月8日、9日に伊勢崎市にて完成現場見学会を行います。 時間は両日とも9:00~16:00を予定しています。 今回の見学会現場の特徴としましては ・熱損失係数Q値1.35W/m2k、隙間相当面積0.3cm2/m2の高気密・  高断熱性能住宅。 ・シャープ製太陽光発電パネル4.77KW搭載。 ・全室天井・壁総漆喰塗り。 ・二世帯住宅 ・群馬県産材をふんだんに使用した「ぐんまの木で家づくり支援事業」  による補助金の利用。 ・蓄熱暖房機1台使用による全室暖房。 その他にも見どころ満載の現場となっています。 是非この機会に、実際の現場で見て、触れて、体感して下さい。 場所は伊勢崎市連取元町のJA佐波伊勢崎ビルのすぐ南となります。 ?http://www.mapion.co.jp/f/cocodene/view.html?token=253e0a407fad3b00b198097b527cc063 皆さまのお越しをお待ちしています。  

住宅用蓄電池ユニットのご案内

9月も後半となり、やっと長く厳しい残暑が終わったようです。 さて、今回はPanasonic製、リチウムイオン電池システムをご案内します。 こちらは産業用・住宅用を目的としたシステムとなっています。 タイプは3種類、0.96kWhタイプ、1.6kWhタイプ、3.2kWhタイプとなります。 3機種とも家庭用の通常コンセントのAC100Vから入力が可能で、深夜の安価な 時間帯に充電を行い、平常時や災害などによる停電時に使用が可能となります。 住宅の場合、テレビやパソコン、また電話や照明等、店舗や事務所等では レジスターやパソコン、電話やFAX等に有効に利用ができます。 その商品がこちら     この蓄電池の技術を更に一歩進め、電気・ガス・水道・太陽光・蓄電池・ 燃料電池をまとめてモニタリングする事が可能で、機器の省エネ制御、例えば エアコンの自動制御、エコキュートの省CO2運転、IHヒーターのピークカット運転 などを行う事ができる住宅用システム 「創蓄連携システム」 がこの秋発売となります。 その参考システムプランがこちら       またこちらの商品は今年度のHEMS補助金対象商品となっていますので、 国からの補助金を受ける事が可能です。 昨年の震災以降、様々な省エネ技術の革新的な技術が向上しています。 今、住宅業界は断熱・気密住宅によるエコ住宅を基本としながらも、 スマートハウスへの転換期を迎えています。 商品の詳細やパンフレットのご希望がありましたら、竹澤までご連絡をいただければと 思います。