住宅の高断熱化による健康への影響について

弊社では長年住宅の高断熱化について研鑽を重ねてきました。

国土交通省はこのほど、その断熱性能があたえる身体への

影響についての中間発表を行いました。

この調査は断熱改修などによる生活空間の温熱環境の

改善が居住者の健康にどのような影響を与えるかについて、

改修前後の健康調査等を用いて、医学・建築環境工学の観点から

検証されたものです。

この中間結果には様々なデータが掲載されておりますが、

ここでは割愛させていただきますが、

結論から申し上げると、

1・室温が年間を通じて安定している住宅では、居住者の血圧の
  季節差が顕著に小さい。

2・室温が低い家では、コレストロール値が基準範囲を超える人、
  心電図の異常所見がある人が有意に多い。

3・断熱改修に伴う室温上昇によって暖房習慣が変化した
住宅では、
住宅内身体活動時間が有意に多い。

と温かく快適な住宅に日々暮らしていると様々な恩恵が

受けられるであろうという結果となりました。

弊社では今後も温かく快適な住宅づくりをこれからも

推進して行きます。