新住協全国大会

9月26日、27日の2日間、仙台にて開催されました
新住協総会及び全国研修会に参加してきました。

高気密・高断熱住宅の理解を深める為に、全国各地から
300社以上が集まり丸2日間の研修会がスタートとなりました。

初日は通常総会から始まり、続けて鎌田先生による基調講演。

基調講演では最低でもQ1.0住宅Level-1
                         最高でもQ1.0住宅Level-3をテーマとし、
各断熱部位の説明や新し断熱材等の紹介、
また、マスター会員推奨の件や新しくなったQPEX
Ver3,71の活用方法(詳細は27日に)、
階間チャンバーエアコン方式(こちらも
詳細は27日)等、それぞれ興味深いお話を聞くこと
ができました。

またその後も山形支部の工務店さんによる付加断熱住宅の
取り組みや、木窓によるデザイン設計等、盛沢山の内容の
研修となりました。

翌27日は完成現場見学コースと座学コースに分かれ、
私は座学コースにて学ばせていただきました。

27日のテーマは2つ。
QPEX Ver3.70の詳細とエアコン階間部設置の冷暖房システム
について。

新バージョンとなったQPEX,私もアップデートは
してありますが、
まだ使用していませんでしたので非常に勉強になりました。

またエアコン階間冷暖房システムについては、
最新号の住宅ホームビルダーに特集された事もあり、
注目度の高いテーマではありました。

1階天井部(2階床下部)にエアコンを入れ、チャンバーで
冷気・暖気を拡散させるこの工法。
まだ、開発されたばかりでこれから更なる動向を追う必要が
ありますが、有効に利用すれば光熱費の削減につながりかつ
快適な温熱環境を手軽に(Q1.0住宅であることは大前提!)
手に入れることができるのではないでしょうか。

丸2日間、とても有意義な研修会となりました。
群馬に戻り更なる研鑽を重ねたいと思います。

 

 

耐震技術認定者講習会

2019年、年号も令和へと変わり早いものでもう6月。

梅雨に入りとなり我々建設業者にとって外部工程が

組みにくい時期となりました。

今週の13日火曜日の事ですが、弊社が加入しています木耐協

(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)

開催の耐震技術講習会に

参加して来ました。場所は大宮ソニックシティ。

現在の木造住宅の耐震基準が初めて制定されたのが1950年

(昭和25年)、その後壁量の変更があった1981年

(昭和56年)、いわゆる"新耐震基準”です。

しかしその後も阪神淡路大震災を含め様々な地震

による被害があり、尊い命が奪われていきました。

そして2000年(平成12年)に新たに建築基準法が改訂され、

配置バランスや接合金物等の基準が細かく決められました。

現行の建物はこの基準で建てらてれおります。

ここで問題となってくるのが昭和56年から平成12年までに

建てられた”新耐震基準”の建物です。

名前に新~と入っているため安心感を与えてしまいますが、

実際には耐力壁の配置バランスは柱柱脚・

柱頭の接合金物の明確な

基準が無かったために、阪神淡路大震災や熊本地震等

でも沢山の建物が倒壊しています。

そういった建物を1棟でも多く耐震改修するため、

こちらの研修で学びを深めて来ました。

朝から夜まで、全国から同じ志を持った業界の方々と

一緒に学び、有意義な一日となりました。

 

 

新住協関東支部研修会

4月24日(水)、いつもは大宮で開催されます関東支部研修会です

が今回は高崎市にて開催され、参加して来ました。

今回の内容は㈱アライさんの工事中現場見学と、新たに整備
された次世代住宅ポイント制度の勉強会です。

まずは㈱アライさんの工事現場へ。

2件とも高崎市内の現場でした。

1棟目は外皮熱損失0,252W/k、Q1,0 Level-2の住宅です。

そして2棟目の現場へ。

2棟目の性能は

外皮熱損失は0.331w/k,Q1,0 住宅Lwvel-1。

2現場とも詳細は割愛させていただきますが、

ともに超高性能住宅で、細かい納まりも非常に丁寧に

仕上がっていました

完成後のお施主様の笑顔が想像できる非常に快適に

生活できる住宅です。

その後は会場へと移動し、次世代住宅ポイントの勉強会へ。

今回国交省から発表されたこの制度、

新築・リフォーム工事で最大35万ポイントが発行されます。

詳細は多岐に及びますので、ご興味おありの方は竹澤までご相談

下さい。

 

 

 

 

 

 

住宅の高断熱化による健康への影響について

弊社では長年住宅の高断熱化について研鑽を重ねてきました。

国土交通省はこのほど、その断熱性能があたえる身体への

影響についての中間発表を行いました。

この調査は断熱改修などによる生活空間の温熱環境の

改善が居住者の健康にどのような影響を与えるかについて、

改修前後の健康調査等を用いて、医学・建築環境工学の観点から

検証されたものです。

この中間結果には様々なデータが掲載されておりますが、

ここでは割愛させていただきますが、

結論から申し上げると、

1・室温が年間を通じて安定している住宅では、居住者の血圧の
  季節差が顕著に小さい。

2・室温が低い家では、コレストロール値が基準範囲を超える人、
  心電図の異常所見がある人が有意に多い。

3・断熱改修に伴う室温上昇によって暖房習慣が変化した
住宅では、
住宅内身体活動時間が有意に多い。

と温かく快適な住宅に日々暮らしていると様々な恩恵が

受けられるであろうという結果となりました。

弊社では今後も温かく快適な住宅づくりをこれからも

推進して行きます。

謹賀新年

皆様、新年あけましておめでとうございます。

本日1月7日より仕事初めとなります。

今年は消費税増税を控え、

住宅ローン控除の3年間延長や、

次世代住宅ポイント制度の創設等、様々な

トピックスが住宅業界でも動き出しています。

今年も「お客様の為の家造り」を念頭に、

社員一同頑張って行きます。

2019年も何卒宜しくお願い致します。

 

 

新住協関東支部研修会

先日の事ですが、大宮にて開催された新住協関東今年最後

の研修会に参加し、学んで来ました。今回は約3年ぶり?

となる鎌田室蘭大学名誉教授の基調講演。

テーマは『100年後にも通用するエコハウスを考える』

会発足当初から皆で学んできた、

[何が本当に正しい省エネ住宅か]

を国の省エネ施策を痛烈に批判しながらも、

断熱工法や最新の換気システムデータ、

方位による開口部の最適化等の話しを織り交ぜながら、

あっという間の3時間半。また今後の家造りの参考に

していきたいです。

 

耐震診断システム研修会

先日、木造住宅の耐震診断・耐震補強診断の

計算ソフトのシステム研修会に参加しに、

東京都文京区へと行って来ました。

弊社にて取り組んでいる築古物件の耐震改修リノベーション

の為に昨年購入したソフトなのですが、

ここで再度計算スキルを高めておかなければと思い、

今回参加して来ました。13:30~17:30までの4時間、

とても充実感のある研修となりました。

また今後の仕事に活かして行きたいと思います。

上州「恵の会」研修会

9月12日(水)、弊社が所属します地域型住宅グリーン化事業
上州「恵の会」の研修会に参加して来ました。

今回は現場研修会という事で、㈱アライさんのご好意により
高崎市内にて建築中の現場へ伺って来ました。

こちらが外観

天井HGW16K300mm
壁HGW16 K120mmに付加断熱105mm
基礎は外張りGW40K100mm&内側100mm

 

外皮(UA値)は0.40W/㎡kと北海道のZEH基準相当の性能です。

ベテランの大工さんが施工中で断熱・気密の知識&技術も
非常に素晴らしく、完成後のお客様の笑顔が今から想像できる
素敵な現場を見学させていただきました。

また、今週19日(水)には大宮にて新住協会員さんの現場見学会&
研修会が開催されますので、そこで更なる学びを深めて行きたいと思います。

 

新住協関東支部総会

20日水曜日の事となりますが、大宮JA共済ビルにて開催

されました新住協関東支部総会に行って参りました。

今回の議題ですが、

・2020年からの高断熱化時代をどう生きるか
・Q1住宅のランク別住まい手の感想
・カッコいいQ1住宅の内外観デザイン
・温熱ソフトで見たQ1住宅

と言った内容で総会が進んで行きました。

今回特に興味深かったのが、夢・建築工房さんの発表です。

Q1住宅をQ値性能毎にランクA~Dとし、

それぞれのお客様宅へ訪れたスタッフの感想を交え、

外皮性能が変わるとどのような生活

(ライフスタイルを含めた)の変化が現れるか、

を分かりやす形でまとめていただきました。

また、新住協事務局の会沢さんからは、一般のユーザーが

どの様な形でQ1住宅にたどり着いているか、等のお話があり

研究熱心な方からたまたま手に取った本から

Q1住宅にたどり着いた方まで、様々な

お客様がいらっしゃり、とても参考になりました。

その他の発表もとても興味深いお話でしたが、

感じたこととして、私たち新住協会員がなすべき事はひとつ、

「この家にしてよかった!」とお客様に思っていただける

家造りをこの先も続けることです。

これからも社内一丸となって、高性能で快適な家造りに

励んで行きたいと思います。