新住協オープンセミナーのご報告

8月28日に大宮市にて開かれました講演会に参加して来ました。 今回は終日、室蘭大学の鎌田教授による講演となりました。 主な講演内容ですが、テーマ「O1,0-X住宅の提案」ということで、今までの Q1,0住宅をさらにランクⅠ~Ⅳまで細分化し、更なる高性能住宅へ、 という内容です。 その為の具体的手法として、 ・間違った高気密、高断熱住宅 ・暖房エネルギー計算ソフト「QPEX」の有効活用 ・O1,0住宅での全室冷房の可能性 ・省エネ設備の検討 ・リフォームでQ1,0住宅へ etc,,,. その他様々なアプローチにより日本の住宅性能のレベルアップをどのように していくべきか等、充実した内容でした。 まだまだ、住宅の温熱・空気環境向上への研鑽は続きます。  

HEMS(見える化)のご案内

昨年の震災からの影響による電力省エネの動きに合わせて、ここ最近急速にスマート ハウスやHEMS等の広告・紹介があちらこちらで見られるようになりました。 まずスマートハウスとは、太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器や 家電、その他様々な設備機器を情報化配線等で接続し最適制御を行うことで、 生活者のニーズに応じたサービスを提供しようとするものです。 そのスマートハウスの中核技術となるのが、住宅内のエネルギー機器や家電などを ネットワーク化し、エネルギー使用を管理・最適化するシステムをHEMS(ホーム エネルギーマネジネントシステム)となります。 各電気メーカーから多様なHEMS機器が一斉に発売されていますが、まだまだ一般家庭 にはなじみが薄いかと思います。 しかし、このHEMS導入事業については一般社団法人「環境共創イニシアチブ」から 最大10万円の補助金があります。これを機にHEMS機器購入をご検討される方も 多いかと思われます。 そこで様々ある機種の中で、比較的安価で手軽に設置できる機種 シャープ株式会社から発売されていますJH-RTP1・RTP2をご案内します。 まずこの機種は「見える化」に重点を置いた機種で、分電盤等の工事が不要です。 ですので、工事設置費用も安価となります。また、太陽光発電システムと連係することで 補助金の対象となります。 ブロードバンドルーターを準備していただければ、あとはご自宅で使用されている コンセントにタップを差し込んで、そこにエアコンやテレビ、冷蔵庫など管理したい対象の 電気機器をつなげるだけとなります。 こちらがその画面。 ? この様に目で見て家全体や各家電の消費電力を確認することで家族全員の「省エネ」 への意識が高まります。?この他にも様々な機能がある優れた機種です。 弊社にはデモ機もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。        

IECOCORO発売しました。

連日猛暑が続いています。 群馬県は館林、伊勢崎、前橋と連日、日本有数の最高気温を記録しました。 現場での職人さんも健康管理が最も重要な季節です。 そんな暑い群馬県でも省エネルギーで快適な温熱環境の中生活する事が出来る住宅 を提案しています弊社ですが、この度6月から準備を進めてきました 住宅情報誌IECOCORO「イエココロ」が7月29日(日)に発売されました。 今回は年末にお引き渡しをさせていただいたM様邸の特集記事となっています。 M様には取材・撮影等快くご協力いただき、とても素晴らしい記事となりました。 大変ありがとうございました。 また、Q1,0(キューワン)住宅についてやスマートハウスのことについても 掲載しています。 雑誌誌面ではご紹介しきれない事も多々ありますので、Q1.0とは?HEMSってなに? どういう家がスマートハウスなの?など、ご興味ありましたら是非ご連絡を下さい。 弊社パンフレットをお送りさせていただきます。 ホームページトップのお問い合わせから必要事項をご記入の上、「資料希望」と 記入くださればお送り致します。 また、9月初旬には新築構造現場見学会を予定しています。、日程詳細は後日お知らせ 致しますが、より多くの皆さまのご参加をお待ちしています。  

遮光ロールスクリーンのご提案

不安定な天気が続くこの頃ですが、日差しも強くなりいよいよ本格的な夏も近づいて 来ました。 ここ最近の節電ブームの影響もあってか、ホームセンター等には例年以上によしずや 簾などの日除け商品が多く陳列されています。 弊社の住宅では、基本仕様として室内用の高性能断熱ブラインド 「ハニカムサーモスクリーン」を設置しています。 室内外の温度差の影響をもっとも受けやすい開口部に設置することで、 夏の過剰な熱の侵入をカットし、冬は室内の暖かい空気を逃がさずに 室内温度を安定させてくれます。 家の開口部に工夫をする事で夏・冬の節電効果に大きな違いがでます。 しかし、和室がある場合ハニカムサーモスクリーンの取り付け位置に障子が 入ってしまうためブラインドの取り付けが出来ません。 そんな時のご提案なのですが、夏の日射しを窓の外から節電する、 遮熱外付けロールスクリーン「サングッドⅡ」という商品です。 今までも「サングッド」という商品があり、性能は一緒なのですが色の設定が 単色のみでお客様にはなかなかご提案ができませんでした。 今回発売された「Ⅱ」では本体5色、スクリーン3色とバリエーションが増えまして 選択肢が増えた事でお客様にご提案しやすくなりました。   こちらが設置前 ?   こちらが設置後   今回設置した本体色はサッシに合わせてシルバー、スクリーン色は ライトグレイになります。 スクリーン色により遮熱効果は若干違いがありますが、ライトグレイの場合 日射侵入率27%(遮蔽率73%)、冷房電力削減率33%となります。 下部と中間部にフックが設けてあり、動きも軽く片手で操作できます。 また、プライバシーの保護効果もあり余程近寄らなければ室内の様子は 確認できません。 この夏、お薦めの商品となります。 夏の日射しにお困りの方は弊社までお問い合わせください。  

住宅情報誌に掲載決定しました

この度、群馬県全域その他近県で発売されている住宅情報誌「IECOCOROイエココロ」 (株式会社求人ジャーナル発行)の2012年夏号(7月29日発売)に天工ハウジングの 掲載が決まりました。 内容ですが、弊社の沿革や概要、また物件を施工させていただきましたお施主様にも ご登場いただきながら、どのような現場を作り上げていくのかを各ポイントをまとめ紹介 させていただきます。 その他、今後の弊社の目標やリフォームのご案内、また私竹澤からのご挨拶などを 予定しています。 まだ発売は1カ月半後となりますが、発売間近になりましたら再度ご案内させて いただきます。 是非手に取ってご覧になっていただけたらと思います。   こちらは最新春号の写真   今度の日曜日にはOBのお客様への取材に行って来ます。  

新住協全国総会のご報告

6月1日・2日に広島県にて行われました新住協の総会・全国交流研修会に参加して来ました。 1日目、まず総会が行われました。内容としては昨年度の活動実績や収支決算報告、 また今期の活動予定等を。 そして引き続き室蘭工業大学の鎌田紀彦教授による基調講演となりました。 こちらがその様子。   この基調講演では、今までのQ1.0住宅よりも一歩進んだQ1.0X住宅について、また 今後のQ1.0住宅の展望、また各種データに基づいた貴重な講話を聞く事ができました。 断熱材の性能、厚みだけではなく開口部サッシ・ガラス、また全熱交換機等の 重要性に重きを置いたまた各種データに基づいた貴重な講話を聞く事ができました また各種データに基づいた貴重な講話を聞く事ができました鎌田教授の講演の後は、 2日間にかけて全国でQ1・0住宅を実践されている工務店さん代表による 発表・研修会となりました。 北海道、岐阜、群馬、広島その他各地から集まった200名近くの大規模の研修会となり、 実りのある勉強会となりました。 今後の弊社の家造りに間違いなくプラスとなる今回の全国研修会となりました。 また、余談ですが初日の研修会後に広島原爆平和記念公演の見学時間が設けられ、 私自身2回目となる原爆資料館・原爆ドームを訪れ、戦争の恐ろしさ・平和であることの ありがたさを体験した今回の広島滞在でした。      

新築完成現場 前橋市 M様邸

基礎には頻繁に起こる地震にも耐えるべく地中梁を採用。外壁全面に採用した耐力面材と共に大切なご自宅を地震の被害から守ります。経験豊富なスタッフ・職人の施工により、C値「隙間相当面積」0.7cm2/m2を実現。 冷房・暖房エネルギーのロスを極力無くし、高水準の省エネルギー住宅としました。 また、Q値1.49は国が定めた次世代省エネ基準のⅠ(北海道等)も上回る高性能住宅です。 現場写真(1) 前橋市の閑静な住宅街に映える白系を基調とした、高耐久性のフッ素塗装による外壁。屋根にはシャープ製太陽光3.96KWを搭載し、環境負荷低減に配慮しています。サッシにはPVC(樹脂サッシ)を使用。Q値「熱損失係数」1.49を実現。 「冬に暖かく、夏に涼しい家」の基本に忠実な高性能住宅です。 現場写真(2) 施工中には特定検査機関による柱や床材等の含水率を計測。柱・床共、とても良好な状態です。 現場写真(3) 屋根上に設置されたシャープ製太陽光モジュール。太陽からのエネルギーを有効に活用します。日中ならば自立運転により停電時にもご自宅内での使用が可能。 また、国・地方自治体による補助金もまだ利用できます。 現場写真(4) 家族団欒の場となるリビング・ダイニング。無垢フロアと漆喰の壁が調和しています。 上部に見える吹き抜けが風の通り道となるよう計画しました。 現場写真(5) リビングの隣に設けられた和室。 大壁工法で有りながら、伝統ある和室の技法を継承。安らぎの在る空間となりました。 現場写真(6) 2階に有る広々とした子供部屋。将来は間仕切り壁を設けて2室に分ける事も可能としています。

新築完成現場 前橋市 T様邸

壁断熱材120ミリ+付加断熱50ミリ、屋根は吹き込み断熱で320ミリにて施工。基礎は外・内計100ミリの断熱材で打ち込みました。 それによりQ値1.27・C値0.4を出す事ができました。 Q値を限りなく1.0に近づける事で、少ないエネルギーでの快適な温熱環境による暮らしを実現しました。 暖房はリビングに設けた蓄熱暖房1台のみで今冬も家中暖かです。 3月の温度データ公開中! 6月・7月の温度データ公開中! 現場写真(1) 外壁断熱材16K120mm+付加断熱50mm・屋根断熱をブローイング30K 320mmでQ値1.27の性能を実現しました。 蓄熱暖房1台の仕様で驚くほどの暖かさを体感できます。 外壁はモルタル下地に高耐久性のあるフッ素塗装で仕上げました。 南面一部に杉板を張り、天然塗料塗りとすることでアクセントをつけました。 現場写真(2) 外周部断熱材の施工完了。 外・内合わせて170ミリの断熱材を使用することで、熱のロスを最小限に抑えます。 現場写真(3) 工事が進むにつれて見えなくなってしまう部分にも安心して頂くため、 構造現場見学会を行いました。普段見れない箇所の公開でしたので、沢山のお客様にご好評を頂きました。 現場写真(4) 玄関内部から2階へ続く吹き抜けです。ここが機能しないと家中の空気が暖まりません。重要な部分です。 両脇には玄関収納を設けました。2階南面に設けた窓から明るい光が降り注ぎます。 現場写真(5) リビング・ダイニングの天井です。杉板が部屋の印象をとても明るくしてくれます。 現場写真(6) 和室は大壁作りです。天井に趣をもたせ、部屋の雰囲気を作りました。 現場写真(7) 階段吹き抜けの2階です。腰壁と漆喰の組み合わせにこだわりました。 現場写真(8) 2階一部をロフトにしました。左側にある窓は電動となっています。 夏の熱い空気を外に逃がすため、一番高い所に設けてあります。

新築完成現場 前橋市 Y様邸

外壁はサイディング下地に高耐久性能を持つフッ素塗装仕上げとしました。 屋根頂部に設置した窓から夏季の熱気を排出します。 また、1階の土台にはひば材を使用し、害虫の被害から木を守ります。 現場写真(1) 白と黒を基調とした和風の外観。 閑静な住宅街になじむよう、落ち着いた雰囲気でデザインしました。 現場写真(2) キッチンコンロはIHヒーターを採用しました。 空気を燃焼しないので、漆喰の壁と合わせて部屋の空気を汚しません。 現場写真(3) 腰壁に県産材の杉・床には無垢のパイン材を使用しました。 表面には天然の樹脂ワックスを塗ることで汚れを防止。 温もりのある内装仕上げつなりました。 現場写真(4) サッシ内部には断熱ブラインド「ハニカムサーモスクリーン」を採用。 採光しながら、高い断熱性のを発揮します。 現場写真(5) 1階の和室です。 あえて床をあげる事で、出入りの際腰をかけられる様施工しました。 板張り・畳・漆喰の調和がとれた部屋となりました。 現場写真(6) 1階と2階をつなぐ吹き抜けです。木に囲まれた、安らぎの空間を演出します。

新築完成現場 本庄市 Y様邸

冬暖かく、夏が涼しい家。 基本を忠実に守る事でだけ叶えられる温熱環境です。 内部サッシにはハニカムサーモスクリーンを全箇所装備。 暖房方式は床下基礎に温水パイプを設置し、循環させて家全体を暖める方式です。 直接温風で暖めるのではなく、家全体をゆっくりやさしく暖めます。 現場写真(1) 外壁はサイディング下地に高耐久性のを持つフッ素塗装で仕上げました。 南面上部の窓からは夏季の熱気を排出します。 高気密・高断熱なので、夏場のエアコンも高効率で使用できます。 現場写真(2) 断熱材の内側に施工する気密シートです。 重ねしろを確実に施工する事で家の気密性を確保。冷房や暖房の効き方に影響が出ます。 現場写真(3) 1階ダイニングキッチンです。 床は無垢のパイン、腰壁は杉板張りで、壁は漆喰仕上げとなっています。 明るく開放的な対面キッチンとなります。 現場写真(4) 1階洗面所です。 シンプルかつ機能的な棚板仕様に採用。スッキリ仕上がりました。 現場写真(5) 吹抜け部小屋の窓とシーリングファンです。ここに夏の熱気を誘導し外へ排出します。 解放感も演出した素敵な吹き抜けになっています。 現場写真(6) 2階子供部屋から廊下へ、スペースを有効活用して三段の棚板を付けました。 お子様が大きくなっても収納量が多ければ安心です。